タクシーの運転手に関するいろいろな思い出があります。

2016年9月21日

タクシーの運転手さんにはこんな人がいました。

タクシーには乗客としていろいろとお世話になりましたが、今振り返ってみると懐かしい思い出を残してくれた運転手さんが多いです。例えば、学生時代に友人同士で京都に旅行したとき、ホテルまで乗せてくれた運転手さんの柔らかな京都言葉と面白くてためになる話は今でもよく覚えています。また別の運転手さんが、かつて病気をした彼のことを心配してくれている甥や姪の話を嬉しそうにしてくれたときは、こちらも思わず笑顔になってしまいました。

ちょっと嫌な思いをしたこともあります。

今までで一番嫌だったタクシーの思い出は、運転手さんが道が分からなくなって、ぐるぐる回る形になり料金もいつもの倍くらい払うことになったときのことです。最初は感じも悪くない普通の運転手さんだと思ったのですが、途中からは「いくらなんでもプロなんだからこれはない」という気持ちになってしまいました。そのときは病院に行くところで、そんなに重病ではないとはいえ病人も一緒だったので、余計に神経を使うことになりました。それ以来、とにかく普通に走ってくれてちゃんと目的地に到着するタクシーには、それだけで感謝を覚えるようになりました。

特に感動させられたのはこんな運転手さんでした。

今までで一番感動したのは、安定した職業に就いていながら、どうしてもタクシーの運転手になりたくて周りを説得して運転手さんになったという人でした。この人の場合は子供の頃からこの職業に就きたかったそうで、結局自分の夢を捨てられず実現できたということで、とても嬉しそうな表情でこのことを話してくれました。そしてもう一つ感心したのは、仕事を変わる場合もちゃんと時間をかけて前の職場に迷惑がかからないようにしたり、家族が納得するまでじっくりと自分の仕事への思いを伝え続けて承諾を取ったということです。「収入は以前よりずっと減ってしまったけど、今は好きなことができて幸せです」と言っていた運転手さんは運転も上手でした。好きな仕事に就いてプロとしての実力を見せられるというのは理想的ですね。こんな運転手さんに会えたのは幸運だったと今でも思っています。

役員運転手に求められている条件としては、運転歴が長く、地理や周辺道路に詳しいこと、直近に事故歴がないことが挙げられます。